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股関節まわりで固まりやすい筋膜

皆さん、こんにちは!

BodyStoic名古屋店パーソナルトレーナーの高橋です。

 

フッと立ち上がった時や、歩いている時に

股関節に詰まりや違和感を感じたり、股関節を深く曲げた時や太ももを上げて大きく

回すときなどに「コクンっ」と音がなる症状を訴える人がいます。

 

もしかしたら骨がズレているのかな?と思う方がいるかもしれませんが、

実は筋膜が原因で、筋膜をほぐすと症状が改善することが多いです。

 

股関節まわりで固まりやすい筋膜

股関節に詰まりや違和感などの症状がある人は

身体の前面で足から首にかけて繋がっている筋膜が固くなっている人が多いです。

 

アナトミー・トレインで言うところのスーパーフィシャルフロントライン(SFL)です。

またラテラルライン(LL)も関係しています。

 

大腿四頭筋や大腿筋膜張筋、腸脛靭帯、臀部の筋肉が固くなっています。

これらの筋肉を直接ほぐしてあげるのも1つの手なのですが、それでも改善しない場合は

違ったアプローチもしてみるのもいいと思います。

 

筋膜の繋がりから考えると、乳様突起と胸骨柄の間にある胸鎖乳突筋

ほぐしてあげる事で股関節にアプローチできます。

この筋肉を司っているのが脳神経の1つ、副神経というものですが、

身体のいたるところに張り巡らされている迷走神経と深く繋がりがあるので、

あながち間違いでは無いと思います。

また膝蓋骨の少し下、スネが飛び出てる辺りから指3本分ぐらい外側にある

前腓骨頭靭帯を軽く30秒ぐらい押さえてあげると股関節の動きが

良くなると思います。

 

こうして筋膜の繋がりを考えて、調整してあげることで

関節も動かしやすくなるので、より効率よく運動することができるようになります。

是非、試してみて下さい。