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プロテインは腎臓に悪い?

皆さん、こんにちは!

BodyStoic名古屋店パーソナルトレーナーのHIROです。

 

プロテインの過剰摂取は腎臓に負担をかけると聞いたこと
ありませんか?

常に疑問に思ったことや、信じていたものでも必ず調べなおすのが
僕のこの職業についてからの癖にしているのですが・・・
以前、調べたときはタンパク質の取り過ぎは腎臓に少なからず負担をかける
ということでしたので普段のトレーニング後のプロテイン摂取に
少し抵抗がありました。

それがここ最近の研究報告によるとプロテインを摂取しても
腎臓の機能が低下することはないということが明らかになったようです。

元々のタンパク質を摂ることで腎臓の機能が低下すると言われてた
実験では動物実験や腎臓機能の低下している人を対象とした実験結果が報告
されており、実際にその時は腎臓機能の低下した人にタンパク質を
摂取させると腎臓機能の低下が加速したそうなのですが、

健常者を対象には行われていない実験データだったので、信憑性に欠けるという
ことでした。

しかし、近年ではコペンハーゲン大学が出したタンパク質摂取による
腎臓への負担をはかる研究報告では、腎臓へのダメージはタンパク質によるものではなく
タンパク質の元が何かによるのかが問題であるとされ、
そこでの研究報告では「赤身肉や加工肉」を過剰に摂取すると腎臓に負担がかかるという事でした。

白身肉や大豆、乳製品の摂取による腎臓への負担は見られなかったとのことです。
最近のプロテインは植物やほぼ乳からの生成になるので、これらの実験報告からは
プロテインを飲んでも腎臓には負担がかからないということが分かりました。

また去年の7月にハーバード大学が示した研究で健全な腎臓機能の男女を
対象にした報告では、これまで1日に摂取していいタンパク質の量が体重1kgに対して
0.8gとされていましたが、倍の1.6g〜2.0gまでは摂取しても腎臓の機能になんら変化はない
といったエビデンスが報告されました。

さらに2018年の11月にカナダのウォータールー大学でも
高タンパク質の摂取による腎臓機能の低下はみられないといった研究報告がされており、
その際に腎臓病の発症リスクが高い糖尿病患者にも腎臓機能低下が見られなかった
ことから高タンパク質摂取の安全性を強調しているそうです。

また年齢も結果に関係ないといったことが分かっており、加齢による筋肉量の減少が
生じやすい高齢者においても安全に摂取を薦められると述べているようです。

これらの事からプロテインは決して悪いものではなく、
1日あたり2.0g/kgの摂取であれば腎臓機能の低下には寄与しないということが
確認されていますので安心して飲んでいただければと思います。

BodyStoic名古屋で飲んでいただいてるプロテインは
MYPROTEINが出しているホエイプロテインをお出ししております。