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四十肩・五十肩の悩み改善!

皆さん、こんにちは!

BodyStoic名古屋店パーソナルトレーナーのHIROです。

 

四十肩や五十肩でお悩みの方
肩周りの筋肉が固まっているから痛みが出ていると思って
動かない肩を無理やりストレッチで伸ばしたり、肩をグルグル回したり
していませんか?

四十肩や五十肩になる原因は確かに肩周り、特に僧帽筋や
腕を上に挙げる為に使っている三角筋、棘上筋、棘下筋、菱形筋、前鋸筋
肩甲下筋、肩甲挙筋などの多くの筋肉の強張りなんですが・・・

ストレッチなどで伸ばせるのはアウターマッスルなどで、インナーマッスルまでは
なかなかストレッチだけでは伸びません。

また肩甲骨周りの筋肉の強張りもなぜ、そこが固まってしまったのかを
考えてください。なにかしらそこが固まってしまった元の原因があるはずです。
それなのに肩が挙がらないからといって、ただ肩の筋肉を
伸ばしながら動かしてしまうとそれが原因でさらに悪化してしまう事もあります。

全く筋肉を使っていなくて肩から上に人生で1度も挙げたことがないという人なら
筋肉自体が強張っていると思うので、直に動かして挙げるというやり方でも
良いかもしれませんが、そんな方は滅多にはいないし考えにくいです。

肩甲骨が動かない原因は他にあるはずなんです。
そこをしっかりと見極めてあげて対処してあげないといけませんね。

そもそも腕を挙げる正しい動作を知らなかったり、腕の付け根がどこにあるのか
知らなかったり、肩甲骨の動きは骨盤と連動しているからとかを知らないと
肩が痛いから肩が悪いと思ってしまいがちです。

腕の付け根は胸鎖関節といって鎖骨と胸骨の付け根です。
肩を挙げるときは肩甲骨を下に下げてから動かさないと上がりにくいのですが、
肩甲骨を下げるときは鎖骨を後方移動させなければいけません。
鎖骨は胸筋とつながっているので胸筋、胸の筋肉が張っていれば鎖骨が思うように
動きません。

鎖骨が後方移動しにくいという事は肩甲骨が下がりにくくなるということで
結果、肩が挙がりにくくなってしまうということです。

ですから、四十肩、五十肩のかたが肩に痛みがあるからといって
肩周りをストレッチしても改善しないどころか悪化してしまう可能性もあります。

それよりも、胸周りの筋肉をほぐすとか鎖骨についている胸鎖乳突筋を
ほぐすとか、脇の筋肉を緩めてあげる方が改善されると思います。