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痩せないダイエットの真実

皆さん、こんにちは!

BodyStoic名古屋店パーソナルトレーナーのHIROです。

久しくブログを更新していなかったのですが、最近ボディワーカーの為の
講座でしたり、お陰様で会員様も少しづつ増えて来てくださっているということで
忙しくさせていただいてまして、その関係でブログの更新のほうが滞っておりました。

まだまだ忙しいのですが、ここ数日でたくさんのinputをしているので
そろそろoutputの方もしていかないと、自分の知識が深まらないので
またボチボチと書いていこうと思っています。

 

巷には〇〇ダイエットといったものが現れては消えるの繰り返しで
流行りのものが溢れていたりします。
多くの人はあまりご自分で調べると言うこともせずに、ただただ情報を
鵜呑みにしてしまっていたりするし、情報も常に新しいものに書き換えられたり
しますので何を信じたらということがあったりしますよね。

ここでは現時点で正しいと思われている情報を
少しでも分かりやすい形でお伝えできたらなと思います。
そんなわけで、今回は「痩せないダイエットの真実」というのを
書いていこうと思います。

肥満に対する理解

まずはじめに考えなければいけないのは原因です。

私達は肥満に対する理解の一つとしてカロリーを理由に挙げています。

「摂取カロリーが消費カロリーよりも多ければ体重は増加する」

「たくさん食べて運動しないと体重が増える」

「カロリーを摂りすぎると体重が増える」

と、多くの人が思っています。
あまりにも多くの人が思っているのでそれがあたかも真実のように
語られていますが、はたしてそれが本当に真実なのでしょうか?

根本的な原因を知らなくてはいけない

たしかにカロリーの摂りすぎは体重の増加に関係しているかもしれないけど、
直接的な原因ではなかったりします。

例えば、体重増加はカロリーの摂りすぎですと言われて、
では明日からカロリーを制限しましょうと言ってもそれは根本的な解決を
したことにはならない。

そもそもカロリーの摂りすぎというのは何を指しているのか?
食べ過ぎによるものなのか?それとも運動をしなさすぎるのか?

食べ過ぎによって起こっているのだとしたら、次にそれは
つい食べてしまう環境にあるのか?ストレスによって食べ過ぎてしまっているのか?

ストレスによってなら、そのストレスはどこから来ているのか?
家庭でのストレスなのか?会社や仕事、人間関係でのストレスなのか?

こうやって上辺だけの原因に目を向けて上辺だけの治療をしても意味がなく、
原因を深掘りしていって、その人の本当の原因(根本的な原因)に
アプローチしていかなければ痩せないダイエットをいつまでも繰り返すことになる。

肥満は遺伝する

これは医学的にもエビデンスとして確立されているらしい。

これには養子を迎え入れた家族が研究対象とされたらしいのですが、
生みの親と育ての親との比較も行われた。

肥満に最も影響を与えるのが環境的な要因だとした場合、
養子は養父母に似てくるはずで逆に遺伝的な要素が大きい場合は
生みの親に似てくるはずです。

しかし、研究の結果でた答えというのは
養父母と養子に体重の相関関係は見られなかった。ということでした。
このことから肥満に対する環境的要素には関係がないと打ち出され、
もう一方、太っている両親の子供を痩せている養父母に育てられたケースでは
子供は肥満になる傾向が強いとされ、遺伝による要素が関係していると
決定づけされた。

遺伝だけでは説明のつかない矛盾

肥満の遺伝的要素の説明として語られた
「生存していくための進化の過程で備わったメカニズム」という仮説です。

食料を手に入れることが困難だった時代に体内の脂肪を増やすことで
食料が少ないときにも生き残れるという本能に組み込まれたものだということですが、
これには一見理屈が通っているように感じるのですが、実は問題点があります。

自然の中で生き残れるかどうかに体重は関係していない
という事です。

痩せている獲物よりも太っている獲物のほうが狙われやすいですし、
太っている捕食者が痩せて俊敏な獲物を捕らえることは容易ではありません。

太っているということが必ずしも生き残りに優位に働くということでは
無いということです。

このことから人間は遺伝的に太りやすくできているということには
結びつかないということになります。

では、人類が肥満傾向にあるこの現代では一体何が肥満と
関係しているのか?

その答えにはホルモンが関係していると最新の医学では
唱えられています。

機会があればホルモンと肥満との関係性にスポットを当てて
書いていこうと思います。