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長寿の秘訣は筋トレにあり

皆さん、こんにちは!

BodyStoic名古屋店トレーナーのHIROです。

 

今回はかなり衝撃的な内容です。

人間の体は歳を重ねるごとに筋肉は衰え減少し、脂肪は増加していきます。

40歳から80歳までに男性は10.8%、女性は6.4%筋肉が減少し、内臓脂肪は
男性42.9%、女性65.3%増加すると報告されているそうです。

人間にはいつかは確実に死が訪れます。
しかし、それを少しでもそのいつかを伸ばせないかと現代医学が抗う術を
見つけたようなので紹介したいと思います。

筋肉が減少し、脂肪が増加するとどうなるか?

2015年に14万人を対象にした筋肉量と死亡率について調査した結果、
筋肉量の低下とともに死亡率が増加することが分かり、

2016年に約400万人を対象にしたBMIと死亡率の関係について
14年間にも及ぶ大規模な調査が行われた時は、肥満度の上昇とともに死亡率の増加が見られ、
過度の肥満では死亡率が171%も増加することが分かりました。

この事から、筋肉の減少と脂肪の増加は明らかに死の可能性が高まるということが
判明したのです。

加齢に伴い筋肉が減少することをサルコペニアと言い、それに加えて
脂肪が増大した状態をサルコペニア肥満と呼ばれます。

イギリスの大学の死亡率に関する調査によると、
筋肉の減少では41%
脂肪の増加では21%
サルコペニア肥満では72%も死亡率が上がるという報告がされています。

またアジア人を対象にした調査も行われていて、単独の筋肉の減少・脂肪の増加に
比べてサルコペニア肥満の人は3〜7倍の死亡率になるという結果が出ています。

これらのことから筋肉が少なく脂肪が多いサルコペニア肥満の人が
最も死亡率が高く、反対に筋肉が多くて脂肪が少ない人が最も死亡率が低いと
いうことになります。

そこで死亡率を下げる為に筋肉量を増やす“筋トレ”と、
脂肪量を減らす“ダイエット”が推奨されてきたわけなのですが・・・

どっちも行うのは中々、大変なんですよね。

筋トレして、毎日の食事も考えてって忙しい人にとっては
それがストレスになってしまって続かなくなってしまいます。

どっちかにできないか?
ダイエットか筋トレなら、どっちをやるべきか?

そんな疑問に最新の調査結果が答えてくれました。

ダイエットは後回し長生きしたいなら、まずは筋トレ

再度、イギリスの大学がサルコペニア肥満と死亡率との調査を行いました。

対象者に筋肉量とBMIによる死亡率の影響を調べたところ、
やはりサルコペニア肥満が最も死亡率が高いと示されたのですが、
次に死亡率が高いのは筋肉も脂肪も少ない人というのが分かったのです。

筋肉が多くて脂肪も多い人は筋肉も脂肪も少ない人よりも
死亡率が低いという調査報告がされたのです。

この結果から脂肪が多くても筋肉を増やすことができれば死亡率を低下させる
ことができて、脂肪を減らしても筋肉が増えなければ死亡率は高いまま
ということが明らかになったのです。

まとめ

サルコペニア肥満にはダイエットと筋トレを推奨されてきましたが、
両方同時に行うのではなく、まずは筋トレを行うことが最優先だということです。

ダイエットして脂肪を減らしても筋肉が増えていかなければ
依然、死亡率は高いままです。

長生きするためには、まずは筋トレをする事です。