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炭水化物がダイエットに役立つ理由

皆さん、こんにちは!

BodyStoic名古屋店トレーナーのHIROです。

 

近年、低糖質ダイエットなどの流行で炭水化物を極端に
減らしてしまっているダイエッターが多いですが、炭水化物を抜くだけで
体重が減ることはありません。

炭水化物は私達が体を動かすのに必要なエネルギーであり
それらが足りてないと逆に体重が落としにくくなってしまいます。

痩せるために体を動かさなきゃいけないのに、
その体を動かすエネルギーの糖質(炭水化物)がなければ
思った効果が得ることが出来ません。

ここではダイエットに必要な炭水化物の摂り方や
正しい知識を身につけていきましょう。

ダイエットには炭水化物はむしろ食べるべき

先程も書きましたが、本来、体の活力に不可欠な炭水化物。

健康な体作りの要となる主要栄養素です。

筋肉を作るのに注目されているのはタンパク質ですが
それはあくまでも筋肉に使う栄養素がタンパク質だけに頼った場合です。

炭水化物を控えてしまい、タンパク質も体を動かすエネルギーとして
使われてしまえば当然、筋肉を作るまでに至らず筋トレをしても
意味がなくなってしまいます。

炭水化物は体の主燃料。
ここを忘れないでいただきたいです、運動や脳の活動などに
必要なエネルギーを他のどのエネルギー源よりも効率的に供給します。

タンパク質が有効活用されるためにも炭水化物は必要というわけです。

摂っていい炭水化物と摂ってはいけない炭水化物

しかし、だからといってこれからは気にせず何でも食べていいかというと
そうではありません

炭水化物を過剰摂取してしまえば、血糖値の急上昇を招き
太りやすいメカニズムを引き起こしてしまいます。

そこで摂っていい炭水化物と摂ってはいけない炭水化物があります。

要はインスリンの過分泌を防ぎ、血糖値が急上昇しない
食べ物を摂るということです。

炭水化物には消化吸収が早く血糖値が上がりやすい
単糖類・二糖類

消化吸収が穏やかで血糖値が上がりにくい
少糖類・多糖類

消化しない炭水化物
食物繊維

の3つがあります。

これらは単純に構成する分子の数によるもので
分子が多く複雑なものほど消化吸収が遅く、血糖値が上がりにくくなります。

精製されたパン、麺、パスタ、上白糖、白米などいわゆる白い食べ物は
単糖類・二糖類で構成されており消化吸収が早いです。

ですから全粒粉パン、ブランパン、そば、玄米、雑穀米など茶色い食べ物
の方が消化吸収が遅いので太りにくい炭水化物ということになります。

また消化しない炭水化物の食物繊維などは
他の食べ物の吸収も遅くしますし、腸などの働きも良くしてくれますので
積極的に取り入れていきたい栄養素です。

ストレス溜めない程度に賢く炭水化物を摂る

だけど、甘いものもやっぱり食べたい。

ラーメンとかも美味しいですしね・・・

炭水化物は摂らなきゃいけないけど、摂りすぎてもいけない。
かと言って好きなものを我慢するのもストレス溜めることになってしまいます。

昨今では実は肥満の原因の大きな理由としてストレスが挙げられています。

痩せるために甘いもの我慢、お米もラーメンも駄目・・・では、
結局、ストレス溜めて太る原因を作り出してしまいます。

それだったらストレス溜めない程度に賢く炭水化物を摂ればいいのです。

まずはダイエットの大原則は消費カロリー>摂取カロリーとなっていますので
摂取カロリーが消費カロリーを上回らなければいいのです。
それか、摂取カロリーよりも消費カロリーを多くするのどっちかです。

栄養素を考えるのはその後でいいと思います。

そして食べる時間帯なども気にすれば、十分好きなもの食べることが出来ます。
朝や昼などに好きなお菓子、ケーキ、パン食べて、夜は控えるとか、
また食物繊維を先に食べておくとか、そういった工夫をすれば悲壮感漂うような
ストレス溜めまくったダイエットはしなくて良くなります。

まとめ

ストレスを溜めることが一番良くありません。

何を食べていいのか、何を食べてはいけないのか
また炭水化物を食べる前にどんなものを食べたらいいのか
どのタイミングで食べたらいいのかといったことをちゃんと知っておけば、
我慢しなくても快適なダイエットが実現できますよ。