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足の役割

皆さん、こんにちは!

BodyStoic名古屋店パーソナルトレーナーの髙橋です。

 

皆さんは足裏をどのように使っていますか?

足とは足首から下、解剖学的には足部と言われる部分です。

片側の足だけでも28個の骨で構成されており、

全身の骨の27%は両足にあります。

 

28個もの骨と骨の間には関節があり、関節があるということは

その一つひとつに「動作」というものがあります。

足にはそれだけ多くの動きがあって、緻密な構造になっているのです。

 

その緻密な構造の足の上に膝が来て、その上に骨盤が乗って、

骨盤から背骨が立ち、その上に頭が乗っています。

当然、土台である足の構造が崩れた状態で使っていれば、自ずとその上に

乗っているものも崩れていく、足というものと体との関連性を考えれば、

姿勢や運動など全身のコンディショニングに大きな影響を及ぼしているということが分かります。

足の役割

足の状態が体に影響を及ぼしているというのはお分かりに

なったと思うのですが、そもそも足には一体どのような役割が

あるのでしょうか?

 

歩くといった動作のなかで足がどのように機能しているか

考えていくと、歩行において接地する時というのは足に体重の2倍ほどの

負荷がかかると言われています。

その負荷を処理する仕組みであるとすると、衝撃を和らげるといった

役割があると考えられます。

 

ここでイメージして見て下さい、衝撃を受ける側として硬いものと

柔らかいものではどちらが衝撃を吸収してくれるでしょうか?

柔らかいもののほうが衝撃は吸収してくれますね。

 

また次に接地した後に全身で足に乗り込み、前に進むとなった時に

柔らかい足で全身を支えて前方に送り出すというのは力が上手く伝わっている

感じがするでしょうか?

柔らかい足よりも硬い足のほうが力を上手く伝えれる気がしませんか?

 

つまり、足の役割というのは接地時は柔らかく、前に進むとなった時は

硬く使うという切り返しがスムーズに行われる仕組みが備わっているのです。

足が柔らかくなったり、硬くなったりするメカニズムはここでは

述べませんが、正常な足の構造とシステムが機能すれば本来備わっている

動的な歩行が自ずと現れてきます。

 

正常な足の使い方が出来ていれば、その上にある体もまた

正常な使い方になっていくのではないかなと思います。

まだまだ、僕自身、足の使い方、機能といったことに対しての知識は

深くはないので、もっと学んでいかなければならないなと思います。

 

皆さんも痛みがあるところばかりにフォーカスするのではなく、

土台である足からのアプローチといったところにも目を向けてみては

いかがでしょうか?