皆さん、こんにちは!
BodyStoic名古屋店トレーナーのHIROです。
ダイエットでも健康な体にすることでも
なぜ、筋トレなのでしょうか?なぜ、睡眠が大事なのでしょうか?
これにはたった1つのことが関係していて、
必ず知っておいて欲しい事です。
成長ホルモン
成長ホルモンとは、脳下垂体から分泌されるホルモンで、
名前の通り細胞の成長や再生を担っています。
筋肉の合成、脂肪の燃焼、骨の強化、体内で起こる様々な代謝に関与していて
体の老化を緩やかにする為、別名「若返りホルモン」と呼ばれています。
しかし、この成長ホルモンの分泌は加齢と共に減退していきます。
40歳になると20歳の頃と比べて40%も減ってしまうのだとか。
成長ホルモンの分泌が低下すると、どういう事が起きるのか?
成長ホルモンの分泌が低下すると、体力、免疫力、性欲、活力の低下が起こります。
脂肪を分解する効果が低下し、内蔵脂肪が増える事で糖尿病になりやすかったり、
肥満症にもなります。
骨が脆くなり、筋肉量が低下し疲れやすくなります。
皮膚は乾燥し、汗もかかなくなり、運動機能が低下します。
いわゆる“老化”が進むのです。
では、加齢による成長ホルモンの分泌低下はどの様にしたら良いのでしょうか?
ここで勘違いしないで下さい。
成長ホルモンは作られなくなるのではなく、加齢により分泌する能力や
それを出す機能が低下するだけです。
成長ホルモンを大量に分泌させる方法
成長ホルモンを大量に分泌させる方法が2つあります。
それが「筋トレ」と「睡眠」
睡眠に関しては以前の記事に書いてあるので
そちらを参考にしていただきたいです。
ここではもう一つの方法、筋トレに関して記していこうと
思います。
なぜ、筋トレ?
人は年をとっていても大怪我などをすると大量に成長ホルモンが
分泌されます。
筋肉や骨、神経など傷ついた細胞を治す為に
脳が成長ホルモンを分泌するように指令を出すのです。
しかし、普段の何倍もの成長ホルモンを分泌させるために
わざと怪我をするなんてことできませんよね?
そこで「筋トレ」です。
高強度の筋トレで筋肉に負荷を与えると、筋肉が損傷します。
それを治すために成長ホルモンが分泌されるというわけです。
ですから、トレーニング内容が軽い運動では成長ホルモンは
あまり分泌されません。
筋繊維をしっかりと破壊して、再合成が行われるぐらいの強度でなければ
成長ホルモンは大量に分泌されないのです。
筋肉を壊し、より強い筋肉にしようとする
メカニズムを呼び起こしてあげることが重要です。
まとめ
有酸素運動など脂肪を燃焼させるためには必要なことでは
ありますが、それよりもまずは1番重要な成長ホルモンの働きを
知っていただきたいと思います。
ダイエットするにしても、体を健康にするにしても
体の仕組みを知っていただいて、その為には何をしたら良いのか?
どのような方法が効果的なのか?
ただ闇雲に体動かせば良いんだ、
トレーニングしてるから大丈夫!とかではないんです。
ご自身の体のことですし、特にこの先の未来は
今のあなたの行動が作り上げていくものです。
正しい知識を身に着けて、効果的なトレーニングをしていきましょう!