実はネガティブ動作はポジティブ動作よりも大きな負荷に耐えることができます。
それが筋肥大の効果を高める理由だと考えられていましたが、
ネガティブトレーニングの具体的な効果について、ニューヨーク市立大学が科学的なエビデンスを示しました。
その報告によると、双方のトレーニング効果に大きな差は見られないということが示唆されたのです。
ネガティブトレーニングによる筋肥大の効果は世間で言われているほど高くないことが示されましたが、
ネガティブ動作による特定部位への感覚導入、運動スピードを緩やかにしたスロートレーニングを意識することで
筋肥大以外でのメリットがあるトレーニングをデザインすることができると思います。